株式会社 ソニック

企業概要

会社名

株式会社 ソニック

代表者名

鈴木 敏夫

設立年月日

2003年 10月1日

事業概要

超音波計測機器の製造(気象海象観測機器、漁業用ソナー・魚体長魚探、気体・液体流量計)

住所(本社所在地)

〒190-1295
東京都西多摩郡瑞穂町箱根ヶ崎東松原19-6

連絡先

TEL:042-568-3200
FAX:042-568-3300
E-mail:info@u-sonic.co.jp

担当者名

浅見 悦司

従業員数

130人

技術PR

こんな会社です。

戦後まもない1948年、当社は当事軍事利用されていた超音波技術を平和産業に転換し、魚群探知機や音響測探器に応用することにより、我が国の復興に貢献するため海上電機株式会社(現 株式会社カイジョー)として設立されました。現在はこの技術を核として漁業用ソナー・気象・海象向け各種計測システムおよび工業用計測機器の開発・製造を行うため、カイジョーから独立して活動しています。
超音波計測機器は、お客様の計測目的物のほか計測方法においても特殊な技術開発を必要としますので、個別のご相談にも対応いたします。

超音波計測機器による津波等の海象情報の他 アメダスの積雪データーなどの気象情報にも貢献しています。

当社が開発した超音波式風向風速計は0~90メートル/秒まで三次元での計測ができる世界初の製品です。
当社の気象、海象、水産、工業計測機器はシステム的に利用することにより、防災保全や交通機関の安全運行、水産資源の保護、各種プラントにおける省エネルギーデータ管理に役立っています。

クリーンルーム用超音波風速計
三次元超音波風向風速計

加工実績/環境への取組み

気 象 機 器

気象観測システム、超音波風向風速計、超音波風速温度計、トンネル用風速計、クリーンルーム用風速計、ドップラーソーダ、超音波積雪深計、超音波水位計

海 象 機 器

海象観測システム、海象計、沿岸波浪計、超音波波高計、流速計、波浪データ処理装置

水産機器

カラースキャニングソナー、潮流観測装置、計量魚群探知機、魚体長魚探、網深度計

工 業 機 器 

超音波気体流量計、超音波液体流量計、スチーム流量計、排ガス流量計、界面レベル計

認証・資格・受賞

ISO 9001
・登録証番号 JQA-QMA13079
・登録日 2006年12月22日

技術データ

主要設備型式概要(寸法など)数量など
気象海象機器部門関連24024件
水産機器部門関連 22224
工業機器部門関連 18220
合 計 64468

設備・加工事例・測定装置

全周カラースキャニングソナー画像 (搭載された漁船から360度を探査)
海象計 USW-1000 (ナウファスにて利用)
超音波気体流量計
魚体長魚探の画像 (目的とする魚の魚体長計測)
超音波積雪深計 (アメダスの積雪データに利用)
小型液体流量計 (クランプオン式センサ採用)

環境技術

波浪観測装置 開発の歴史
[1950年代]
波浪観測機器の研究を開始し、64年に空中型超音波波高計を開発、運輸省港湾技術研究所と 中型波高計の共同研究を開始

[1967年]
港湾研、科学技術庁などで他方式との比較検証実験を経て超音波波高計の技術確立

[1971年]
海象観測システムの開発を開始し、74年 新技術開発事業団より開発成功の認定を受ける

[1980年代]
波高計、流速計共に水圧測定機能を併せ持つ複合型に発展

[1993年]
次世代標準機として波浪、潮流、波向を一体観測する海象計1号機が完成

[1996年]
海象計の開発により(財)日本水路協会の水路技術奨励賞受賞

[2004年]
海岸防災に対応するため、リアルタイムデータ収集を目的とした波浪データ伝送装置を開発

当社の波浪観測設備(海象計)は国土交通省港湾局、各地方整備局、北海道開発局、沖縄総合事務所、国土技術総合研究所および独立行政法人港湾空港技術研究所の相互協力のもとに構築運営されている我が国沿岸の波浪情報網である「ナウファス」の標準観測機器として採用されています。   

特記事項

新たなテーマ
「空港における低層ウインドシア監視装置の開発」が平成21年度東京都重点戦略プロジェクト支援事業として選定されました。
航空機の離発着時に重要な滑走路上空の高度50~200m位を対象にして時時刻々変化する気流の状況を超音波によりリモートセンシングし、3次元構造を監視するシステムの構築を目指します。