波浪観測装置 開発の歴史
[1950年代]
波浪観測機器の研究を開始し、64年に空中型超音波波高計を開発、運輸省港湾技術研究所と 中型波高計の共同研究を開始
[1967年]
港湾研、科学技術庁などで他方式との比較検証実験を経て超音波波高計の技術確立
[1971年]
海象観測システムの開発を開始し、74年 新技術開発事業団より開発成功の認定を受ける
[1980年代]
波高計、流速計共に水圧測定機能を併せ持つ複合型に発展
[1993年]
次世代標準機として波浪、潮流、波向を一体観測する海象計1号機が完成
[1996年]
海象計の開発により(財)日本水路協会の水路技術奨励賞受賞
[2004年]
海岸防災に対応するため、リアルタイムデータ収集を目的とした波浪データ伝送装置を開発
当社の波浪観測設備(海象計)は国土交通省港湾局、各地方整備局、北海道開発局、沖縄総合事務所、国土技術総合研究所および独立行政法人港湾空港技術研究所の相互協力のもとに構築運営されている我が国沿岸の波浪情報網である「ナウファス」の標準観測機器として採用されています。